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<title>金子仁洋の金言毒言</title>
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<description>21世紀は女の世紀だ</description>
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<title>福田首相の最後っぺ</title>
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<description>　あのおとなしい慎重居士が、牙をむいた。狂ったか。 道路族はそう思うだろう。追い...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　あのおとなしい慎重居士が、牙をむいた。狂ったか。&lt;br /&gt;道路族はそう思うだろう。追い詰められた男の形相がそこにある。&lt;br /&gt;自民党の聖域・道路財源、ついに手をつっこまれる時がきた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　時の流れは、恐ろしいまでだ。&lt;br /&gt;小泉首相でさえ、躊躇を余儀なくされていた道路特定財源。&lt;br /&gt;その自民党存立のふと柱が倒されようとしている。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　自民党の道路族の面々は、この事態を呑み込めないだろう。&lt;br /&gt;きっと、タカをくくる。大変革とは、こうしたものだ。&lt;br /&gt;人間は誰しも、生存を賭けた話になると思考の外に押し出す。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　思考停止が、起こる。茫然自失、は、そのための言葉だ。&lt;br /&gt;幸い、福田首相のすることに反対の民主党がいる。&lt;br /&gt;民主党が、きっと、反対してくれる。福田の自滅だ。そう考えるだろう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　さあ、そこで、民主党は、この自民党最強の守旧派、&lt;br /&gt;道路族に味方をするのだろうか。それとも、一歩後退二歩前進、&lt;br /&gt;首相に同調して自民党分裂をもたらすか。正念場にきたのだ。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>経済・政治・国際</dc:subject>

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<title>財務省の呪縛を解いたらどうだ</title>
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<description>　日銀総裁の人事が揺れている。 民主党が、横槍を入れているという印象で世間も不安...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　日銀総裁の人事が揺れている。&lt;br /&gt;民主党が、横槍を入れているという印象で世間も不安がっている。&lt;br /&gt;しかし、これも、体制変革の一環なのだ。驚くには値しない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　混乱は、既成秩序の混乱だ。新しい秩序に変わるときの動乱だ。&lt;br /&gt;日銀を支配してきたのは、今まで大蔵省（財務省）の官僚だった。&lt;br /&gt;戦時の統制でまず今の法律ができ、戦時体制が続いていたのだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　軍事態勢と、発展途上体制は似通っている。だから残った。&lt;br /&gt;占領軍は、天皇を足下におく独裁体制のために、官僚を残した。&lt;br /&gt;それを戦後復興に活用したのは官僚の知恵だった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　しかし、その弊害が、平成になってから目立ち始めた。&lt;br /&gt;そこへ、民主党の進出があった。体制変革が起こる。&lt;br /&gt;民主党は、中央集権戦闘態勢より地域住民の自立の世界を目指す。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ならば、財務省が張り巡らした日銀取り込みの構図を壊す。&lt;br /&gt;それしか、日本再生の道はない。そのつもりの動きだ。&lt;br /&gt;しかし、福田内閣は、官僚に追随してその視点を欠いていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　今となれば仕方がない。財務網から外れたらいい。&lt;br /&gt;日銀マンから起用するなら、候補は腐るほどいるはずだ。&lt;br /&gt;副総裁に指名された白川氏で悪いというのは財務省だけだろう。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>経済・政治・国際</dc:subject>

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<title>ロシアの新体制と明治体制</title>
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<description>　プーチン、メドベージェフの政権が、ロシアに生まれた。 大統領だったプーチンが、...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　プーチン、メドベージェフの政権が、ロシアに生まれた。&lt;br /&gt;大統領だったプーチンが、側近の第一首相メドベージェフと交代した。&lt;br /&gt;そして、自らは、メドベージェフのポストの首相につくという。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　整った法治国家に馴れた現代日本人には、奇異に映る現象だ。&lt;br /&gt;しかし、ロシアが、新体制をうち立てたばかりの新興国家だ、&lt;br /&gt;そこに目をつけると奇異さが氷解する。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　つまりは、プーチン・メドベージェフの二人三脚で当面行こうというのだ。&lt;br /&gt;発展途上の資源大国、資本主義の後進国ロシアには独裁体制がいる。&lt;br /&gt;うかつな、政権交代で、国力を分散する余裕は、まだ、ない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　明治の新体制で、日本人はどうしたか。&lt;br /&gt;この頃、岩倉、西郷、木戸、大久保の維新第一世代はさり、&lt;br /&gt;伊藤博文と山県有朋を主力とする薩長二大勢力が、次代を担っていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　当然、長州のこの二人が、交代して日本の政権を動かした。&lt;br /&gt;内閣制ができたその最初を伊藤が担った。&lt;br /&gt;山県は、内閣の大黒柱の内相につき、長州内閣をを支えた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　第二代に薩摩を挙げる必要が生まれたが、山県は内相を堅持し、&lt;br /&gt;伊藤は、条約や憲法の決定権をにぎる枢密院を創設してその議長だ。&lt;br /&gt;薩摩の黒田の次は、長州の山県が首相になった。伊藤はそのまま。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　東西、国を異にしても、政治のダイナミズムは似たようなものになる。&lt;br /&gt;現在を理解し、未来を卜すするには、歴史を心読するに限る。&lt;br /&gt;プーチン、メドベージェフ体制は、当分続く。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　これとつきあうのが対露外交だ。北方領土の運命もその中にある。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>経済・政治・国際</dc:subject>

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<item rdf:about="http://jinyo.cocolog-nifty.com/kingdok/2008/02/post_9909.html">
<title>討官再興</title>
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<description>　公務員改革が、難航している 当たり前だ。 日本の支配者を倒そうとしている。血を...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　公務員改革が、難航している&lt;br /&gt;当たり前だ。&lt;br /&gt;日本の支配者を倒そうとしている。血を流さないでおくものか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　日本には、日本国憲法がある。&lt;br /&gt;しかし、支配の構造は、明治9のまま、というよりは悪くなっている。&lt;br /&gt;明治は、若く、サムライスピリットが支配していた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　官僚は、昭和の前半まで、廉潔ということで、堺にも例がないと言われた。&lt;br /&gt;昭和の後半、その伝統は崩された。今は、偏狂と汚辱にまみれてきている。&lt;br /&gt;どうしてこうなったのか。官僚共同体が、制度疲労を起こしたからだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　雨漏りはする。ぎしぎしする。何時倒れてもおかしくない。&lt;br /&gt;そんな家は、立て替えなければならない。&lt;br /&gt;しかし、古道具が、いっぱいある。それをどう整理し、活用するか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そんな作業になれば、ガリガリ盲者の争いになる。&lt;br /&gt;今、渡辺喜美担当大臣が、苦しんでいる。しかし、がんばっている。&lt;br /&gt;なんだか、維新の志士に似てきた。まず、幕府・官僚政府を倒すための苦しみだ。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>経済・政治・国際</dc:subject>

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<item rdf:about="http://jinyo.cocolog-nifty.com/kingdok/2008/02/post_dfed.html">
<title>米国はチェンジ日本は後退</title>
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<description>　アメリカの大統領選で、黒人のオバマ氏に勢いが出てきた。 白人のしかも女性という...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　アメリカの大統領選で、黒人のオバマ氏に勢いが出てきた。&lt;br /&gt;白人のしかも女性という有史以来の大統領候補でもたじたじだ。&lt;br /&gt;どうかなっている。やはり、変わり目か。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　アメリカと言えば、黒人奴隷で有名だった。&lt;br /&gt;なればこそ、奴隷解放のためには内乱まで起きた。&lt;br /&gt;解決したリンカーンは英雄になった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　東部には、その伝統がのこっていたのだろうか。&lt;br /&gt;オバマ氏は、首都のワシントンなど着々勝利している。&lt;br /&gt;若いインテリ層が、オバマ支持にまわっているのだそうだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　変化だ。国の変わり目だ。&lt;br /&gt;オバマには不思議な魅力がある。アメリカを変えそうだ。&lt;br /&gt;そのチェンジをアメリカ人は望んでいる。日本はどうか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　小泉21世紀内閣は、たしかに変化をもたらした。&lt;br /&gt;福田内閣は、その後退を印象づけている。&lt;br /&gt;二歩前進一歩後退、次の二歩は誰になる。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>経済・政治・国際</dc:subject>

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<title>痛み分けの国会</title>
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<description>　高値で苦しむガソリンが安くなる。 普通の国民にとっては耳寄りな機会が、政争の具...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　高値で苦しむガソリンが安くなる。&lt;br /&gt;普通の国民にとっては耳寄りな機会が、政争の具にされた。&lt;br /&gt;そのような新しい政治状況の中で、両院の議長が動き出した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　斡旋は、成功し、対結は先延ばしになった。&lt;br /&gt;自民党は、つなぎ法案でこの論議自体を封じ込めようとしていた。&lt;br /&gt;というよりは、議長斡旋の土壇場を演出したのかもしれない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そんな智慧を自民党は蓄積している。&lt;br /&gt;それをまた熟知しながら、未熟な政治家をリードする、&lt;br /&gt;小沢一郎という人も、大変な役割を強いられているのだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　若い頃の小沢氏なら、とうてい辛抱できなかったところだが、&lt;br /&gt;今は、何とか耐えている。それもこれも大連立のためか。&lt;br /&gt;それしか民心を刷新する方策はない、権力頼みの民度ならそうか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ガソリンに高額の税金をかける、その理由はいろいろある。&lt;br /&gt;問題は、対象になっている税金が暫定とされていることだ。&lt;br /&gt;暫定という日本語は、せいぜい５年以内なら通用できる言葉だ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　しかし、ガソリン税は、1974 年から暫定にされている。&lt;br /&gt;それを許してきた国民もおかしい。&lt;br /&gt;来年3月までに暫定を取り普通の税金に切り替える努力がいる。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>経済・政治・国際</dc:subject>

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<title>小沢氏には何かがある</title>
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<description>　新テロ対策特別措置法が、成立した。 国際関係を重視する者はほっと安堵の胸をなで...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　新テロ対策特別措置法が、成立した。&lt;br /&gt;国際関係を重視する者はほっと安堵の胸をなでおろし、&lt;br /&gt;内弁慶で頭の固まった人たちは、いっせいに顔をしかめた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　日本人が、内向けのことにしか頭が行かないのは島国のせいだ。&lt;br /&gt;小国の雲集するヨーロッパへゆけば逆の現象になるのがふつうだ。&lt;br /&gt;しかし地球はせまくなっている。日本人の必要物資は外から来る&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　テロ特措法の採決のとき、小沢一郎代表が、議場から消えた。&lt;br /&gt;自民党の国対委員長が、奇声を発して議場は騒然となったが、&lt;br /&gt;考えてみれば、あり得ることだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;小沢代表の耳には民主党内や国民には言えない何かが入っている。&lt;br /&gt;その可能性は、大連立のあのときからあった。&lt;br /&gt;後年わかるときが来るかもしれないが、外交にはよくあることだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　今の民主党の幹部にそれを言ったら、&lt;br /&gt;民主党はそのままではいられないだろう。&lt;br /&gt;分裂が起きるかもしれない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　苦衷の小沢氏は、そっと消えるしかない。&lt;br /&gt;国際政治に未熟な日本人、それは能力のせいではない。&lt;br /&gt;学習環境が未熟のためだ。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>経済・政治・国際</dc:subject>

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<title>今年の政治（３）</title>
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<description>　小沢一郎は、岩手県の産だ。 父は、貧乏農家の出で、小学校すらろくに行けなかった...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　小沢一郎は、岩手県の産だ。&lt;br /&gt;父は、貧乏農家の出で、小学校すらろくに行けなかった中から、&lt;br /&gt;苦学して弁護士になった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　その人、小沢佐重喜は、後、政治家になり、吉田茂の片腕になる。&lt;br /&gt;小選挙区論者で安保改訂では特別委員長に指名され勇名を馳せた。&lt;br /&gt;その子の一郎は、その父の志をいつの間にか継いでいる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　自民党がどうにもならなくなったとき、割って出て新党を創る。&lt;br /&gt;政治改革の波の中で、小選挙区を実現し、&lt;br /&gt;二大政党対立時代をもたらす。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　しかし、その道は半ばだ。&lt;br /&gt;ようやく、民主党を自民と対等の地位にまで引き上げてきた。&lt;br /&gt;しかし、ここが、胸突き八丁だ&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　問題の焦点は、明治以来の総選挙は与党が必ず勝つ、&lt;br /&gt;そのジンクス、&lt;br /&gt;それが、変わったといえるところまで来たかどうかだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　国民意識が、寄らば大樹の下、お上にすがって生きていく、&lt;br /&gt;そこのところから、独り立ちできないであるならば、&lt;br /&gt;総選挙は、必ず、与党が勝利する。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　しかも、大勝を与えたその後の選挙では、振り子を逆に振る。&lt;br /&gt;参院であれだけ民主党を勝たしたから、次はそのバランスをとる。&lt;br /&gt;そういうことにはならないか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そこのところは、プロの政治家なら見極めがつく。&lt;br /&gt;素人くさい政治家には、とんとわからない。&lt;br /&gt;小沢一郎は政治の玄人だ。そこの危険を嗅ぎ取ったのではないか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　だとすると早手回しは国民の馴れた与党内たらい回しの手法だ。&lt;br /&gt;いったん与党の中にはいる。その上で二つに割る機運を醸成する。&lt;br /&gt;大勢は、あわてて権力のそばに集まる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　権力派すなはち自由と民主の一部の連合派が次期政権に近づく。&lt;br /&gt;非主流を切って落とす。政界再編成が、これで、完成する。&lt;br /&gt;この方が、早いのではないか。小沢一郎はそう思ったのだろう。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>経済・政治・国際</dc:subject>

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<dc:date>2007-12-27T21:49:28+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://jinyo.cocolog-nifty.com/kingdok/2007/12/post_cdb0.html">
<title>今年の政治（２）</title>
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<description>　二人とも、既成の体制の中に活路を開拓しようとした。 一貫して流れている思想は、...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　二人とも、既成の体制の中に活路を開拓しようとした。&lt;br /&gt;一貫して流れている思想は、&lt;br /&gt;「官」の支配を離脱して、政治を自由な主役にすることだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　原敬は、南部藩家老の家に生まれた。&lt;br /&gt;南部藩は、賊軍にされ、維新体制の外に置かれた。&lt;br /&gt;明治の官僚は、薩長藩閥が築きあげた牙城だ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　賊軍の子が、その体制を変えたいと思うのは自然だが難しい。&lt;br /&gt;正攻法で考えれば、武力革命を起こし、権力を奪取するしかない。&lt;br /&gt;明治10年までの形勢はそうなっていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　しかし、各地の乱も西南戦争を頂点にして敗れ去った。&lt;br /&gt;時あたかも帝国主義的侵略の最盛期だ。&lt;br /&gt;いつ日本も、植民地にされ、人民は奴隷にされるかもしれない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ならば、薩長で好い。国力を集中して外敵にあたる方が先だ。&lt;br /&gt;形勢を見て取った原敬は、トロイの木馬のように、城壁の中へ、&lt;br /&gt;藩閥政府の懐に飛び込んでまず、一部の権力を掌握する方を選ぶ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>経済・政治・国際</dc:subject>

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<dc:date>2007-12-24T08:08:10+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://jinyo.cocolog-nifty.com/kingdok/2007/12/post_e5ac.html">
<title>今年の政治（１）</title>
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<description>　今年の政治で何が騒ぎだと言って、参議院の逆転がまず、 それに、大連立が挙げられ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　今年の政治で何が騒ぎだと言って、参議院の逆転がまず、&lt;br /&gt;それに、大連立が挙げられる。&lt;br /&gt;参議院の方はまだしも、大連立となると、素人離れしてくる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　一口で言えば、&lt;br /&gt;そこまで小選挙区制による政治変化が浸透したということだろう。&lt;br /&gt;55年体制は遠くなった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　55年体制は、中選挙区で成り立っていた。&lt;br /&gt;ひとつの選挙区から3人、5人と代表が出てくるのだから、&lt;br /&gt;候補者それぞれが、後援会を組織して固めていく。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　政権党は、一つの選挙区から複数の候補者を出して当選させる。&lt;br /&gt;野党も仲良く議席を分け合う。自民党一党支配が、完成する。&lt;br /&gt;それが、中選挙区で安定した政権与党の図だ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そこへもってきて、選挙は与党が必ず勝つという、&lt;br /&gt;明治以来の鉄則がそのままになる。&lt;br /&gt;国民もその方に安定感を感じていた。だから、続いた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　史上、それを壊したのは二人の政治家だ。&lt;br /&gt;一人は、大正デモクラシーの立役者、平民宰相原敬。&lt;br /&gt;そして、二人目は小沢一郎、この二人とも岩手の出身だ（つづく）&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>経済・政治・国際</dc:subject>

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