今年の政治(1)
今年の政治で何が騒ぎだと言って、参議院の逆転がまず、
それに、大連立が挙げられる。
参議院の方はまだしも、大連立となると、素人離れしてくる。
一口で言えば、
そこまで小選挙区制による政治変化が浸透したということだろう。
55年体制は遠くなった。
55年体制は、中選挙区で成り立っていた。
ひとつの選挙区から3人、5人と代表が出てくるのだから、
候補者それぞれが、後援会を組織して固めていく。
政権党は、一つの選挙区から複数の候補者を出して当選させる。
野党も仲良く議席を分け合う。自民党一党支配が、完成する。
それが、中選挙区で安定した政権与党の図だ。
そこへもってきて、選挙は与党が必ず勝つという、
明治以来の鉄則がそのままになる。
国民もその方に安定感を感じていた。だから、続いた。
史上、それを壊したのは二人の政治家だ。
一人は、大正デモクラシーの立役者、平民宰相原敬。
そして、二人目は小沢一郎、この二人とも岩手の出身だ(つづく)
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