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November 15, 2007

政府人事に横槍

 民主党が参議院を制した効果が早くも出てきた。
政府の人事が、ポシャッた。政府は、この時期になると、
政府機関の委員などの人事を決めなければならない。

 これまでは、官僚が決め、与党の自民党が了承すればすんだ。
その手続きは、14機関28人について、進められた。
ところが、参議院ではそのうち3機関3人が拒否された。

 みると、労働保険審査会と運輸審議会、それに、
公害健康被害補償不服審査会の3機関の3人
3人とも、公務員のOBである。

 町村官房長官は、憲法の身分平等の原則に触れると非難した。
なるほど、公務員出身だからいけないとは言えない。
社会的な身分や、職業によって差別することは許されない。

 野党は個人の属性でなく官から機関への天下りだからとしたい。
この辺のところは、過渡期だからあり得る。そのうち、
定着するようになるとき改めてはっきりさせる必要がある。

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November 08, 2007

小沢の玄人判断

 小沢氏が、復帰した。民主党内の発言権は高まった。
これが、小沢氏の考えた乾坤一擲の捨て身の大業だった。
このまま浮かれて総選挙に行ったのでは自民党には勝てない。

 そう言う判断が、まず、玄人政治家のあいだにはあった。
仲介者の考えもおよそそんなことだろう。
総選挙で自民が50を減らしても、過半数は維持できる。

 参院選と総選挙は違う。総選挙で権力が負けたことはない。
これが、明治以来の日本の総選挙の実体だ。
国民の中の世の中を十分に経験した層は、与党に投票する。

 ならば、生活がまだしみこんでいない若手は。
これが出てくれば、野党に有利だ。
しかし、これらの層は、投票所に来ない。

 国会が動かず、来年の国民生活に影響してくる。
その段階で生活者の多くは、野党に勝たせすぎたと反省する。
次は、得意のバランス感覚が、揺り戻しを考える。

 そういうシナリオが、小沢氏を動かしたのだろう。
参院選勝利のマニフェストを実現してみせる。
それには、暫時の大連立の利用も有効だ、と考えたのだろう。

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November 05, 2007

小沢氏の一撃

 まさかの辞表で、騒然としてきた。
またもや政界激変の主役に小沢氏がなった。
あれほどの人だ。

 単純に総選挙を迎えたのでは政権交代はこないと判断したのか。
言われてみると、そうかもしれないと思えてくる。
玄人の判断とは、こんなものかとも思えてくる。

 総選挙では、権力を持つ党が必ず勝つ。我が国の歴史だ。
官尊民卑を深層心理に見る我が国の伝統だ。
ならば、国民心理のバランスは、再び与党に回帰しかねない。

 すでに、地方の悲鳴は、旧のバラマキに期待しようとしている。
バラマキは、権力をにぎる者でなければできない。
ならば、とりあえず権力をにぎり、やって見せ、信用を取る。

 それから、国民は喜ぶが、自民党の旧勢力は呑めない、
そういう政策を突きつけて、政権離脱をはかり、総選挙を迎える。
そんな作戦の方が権力に近づきたい国民にはウケルかもしれない。

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